令和のドラゴンズ

令和のドラゴンズの試合を見て思ったことなどを書いていきます。

今日のドラゴンズ ~ついに借金が~

うーん。ついにドラゴンズの借金が、今季最多の6になってしまいました。

 

実は今日、僕は中日戦ではなく、巨人対横浜の試合を見ていました。

 

もちろん、中日から興味を失ったわけではありません。単に、視聴する手段がなかっただけです。

 

そして、この2チームの試合を見ていて思ったのが、代打陣の層です。
代打陣というか、控え野手ですね。

 

特に巨人はすごい。阿部選手を筆頭に、亀井選手、大城選手、重信選手、などなど……。他球団なら、レギュラーかもしれません。

 

横浜の場合、激しさこそないですが、経験豊富な石川選手、実績のある桑原選手、長打力がウリの佐野選手など、バラエティに富んでいます。

 

中日の場合、今シーズンは、あらゆる選手を試している影響からか、実績のある控え野手がいません。

 

アルモンテ選手が二軍にいる今、福田選手はスタメンですし、一軍で枠が争われている、セカンドとレフトを守っているかつてのレギュラーメンバー、亀澤選手、藤井選手も、二軍。

 

様々な選手を試すことはいいことですが、育成に振り切りすぎると、ファンの印象はよくないですよね。

 

また、誰かを我慢して使うというよりも、能力を見極めるといった起用法なので、レギュラーメンバーが徐々に固まっていくということもありません。

 

もちろん、競争が生まれることはいいことです。ですが、それにより、実績を残したはずの選手が、二軍で過ごさざるを得ないのは、少し気の毒な気もします。

 

実績を重視しすぎるのは、確かに良くないですが、特に中日は、経験をレギュラーとして積んでいる選手が不足しているので、そういう側面も必要なのかなと思いますね。

 

現在で言うと、セカンド争いは、阿部選手、溝脇選手、石川選手ですが、なかなか石川選手を起用するチャンスがありません。二軍でかなりの成績を残していたので、出場機会に恵まれないのは、少しかわいそうですね。

 

ただ、溝脇選手が結果を出し始めている以上は、年齢的な要素を考えて、石川選手よりも、溝脇選手の方が、起用される機会が多いのは、仕方ないことでしょう。

 

もし、育成、戦力の見極めという側面を捨てるなら、石川選手と、亀澤選手の入れ替えが考えられますね。

 

石川選手の場合、阿部選手とタイプが被っており、なおかつその阿部選手が、レギュラーとしての位置を確立しかけたことなど、いろいろ不運な面もあると思います。

 

ですが、運だけのせいにもしていられないのが、プロの世界でもありますよね……。三回くらいは、スタメン起用があってもいいのかなぁと思いますが。

 

次に、レフト、ライトの争いに、目を向けて見ましょう。

 

アルモンテ選手がいない今、圧倒的に得点力不足に苦しんでいる中日打線。もはや、福田選手を外すわけにはいかない状況です。

 

アルモンテ選手、モヤ選手を上げないのであれば、レフトは福田選手を固定する他ないでしょう。

 

ライト争いでは、遠藤選手、友永選手、松井祐介選手、伊藤康祐選手の4人が、現在一軍にいます。

 

ただ、4人とも、平田選手とは比べることの難しい状態であることが確かです。

 

争いというよりも、適性の判断の面が強くなってしまうでしょう……。

 

このライト問題は、例えアルモンテ選手やモヤ選手をあげても、解決しないので、別問題となります。

 

平田選手が抜けたというのは、ゲームを作ることが困難になったことさえ表しているので、ここはさすがに、育成から少し考えを変えて、藤井選手を起用するのがいいのかなぁと思うのですが、みなさんはどうでしょう。

 

また、代打陣の件でも、藤井選手がいることは心強いです。

 

そして、何度も書いていますが、外国人枠の問題。

 

やはり、この打線と代打陣を考えると……。アルモンテ選手、いないと困りますよね。

 

下げるのは、今だとロメロ選手でしょうか。最初はマルティネス選手を下げるのが適切かなと思っていましたが、一週間に一回しか登板機会が無く、なおかつ完璧に毎回抑えるわけではないロメロ選手に枠を割くよりも、日本人投手が、5回4失点でも投げ切るほうが、もしかしたら勝てるかもしれません。これはあくまで可能性の話ですが……。

 

色々な見方があると思いますが、僕は育成と勝利、そして、選手のモチベーションのコントロールを、うまいバランスでやってもらいたいなと思っているので、まだまだ今のドラゴンズには、上がり目があると思っています。

 

今は少し、見極めと育成に向かいすぎかなぁと思うので、ここぞの場面での奮起を見せてくれるドラゴンズを、もうちょっと見たいなと思います。

 

ぜひ、最後まで沸かせる試合を期待しています。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。