令和のドラゴンズ

令和のドラゴンズの試合を見て思ったことなどを書いていきます。

今日のドラゴンズ ~流れ~

正直に言います。今日の試合、6回表までは、間違いなく勝ったと思ってました。

 

満塁になった場面も、「いやいや。ノーアウト満塁は意外となんとかなりますよね~」なんて、のほほんとラジオ中継を聞いていたくらいです。

 

さすがに凹んでしまって、ブログお休みしちゃおうかなとか思ったんですが、やはり今日のような試合でこそ、ブログの真価が問われると思うので、張り切って書いていこうと思います。

 

まず、例の回の前に、みなさん忘れてしまっているかもしれませんが、得点シーンも一応振り返っておきましょう。興味がない方は、少し飛ばしてください。

 

初回、簡単に2アウト取られ、今日もメルセデス選手のペースかなぁと思っていたところでの、大島選手へのストレートの四球。これはおそらく、試合を見ている両軍のファン、出場している選手、および首脳陣。全員が、え?と思ったはずです。

 

メルセデス選手はただでさえ四球が少ないタイプのピッチャーですから、それがストレートの四球を出すとなると、やはりざわざわとはしてしまいますよね。

 

そこに、大島選手の盗塁と、ミスが重なり、一気にピンチに。そんなメルセデス選手から、一発を放ったビシエド選手。素晴らしい攻撃でした。

 

5月は1本しかホームランが出なかったビシエド選手ですが、6月はぜひホームランを量産してほしいですね。交流戦では、ヤフオクドーム、ZOZOマリンスタジアムホームランテラスのある球場で6試合ありますから、期待が高まります。

 

その後は下位打線からチャンスを作り、一番の阿部選手が返すという、理想的な攻撃で追加点も取り、勝負はほぼ決まったか……?と、思われたのですが。そう甘くはなかったですね。

 

さて、今日のキモというか、最も語りたい場面。6回の継投について、まずは僕個人の、極めて主観的な、その時点での考えていたことを書いてみます。

 

6回表、一人出れば清水選手に回る。チャンスなら代打だろうし、そうでなくても、投げるか投げないかの迷いの中に清水選手を置くのは、少し嫌ですよね。

 

だから、もう最初から継投に移ってしまおうと。僕はその考えでしたね。

 

ただ、投げさせるのは、谷元選手だと予想していました。

 

連投にはなりますが、清水選手がなんとか踏ん張って0点に抑えていた試合。さらに言うと、運がこちらに向いているかもなぁという中で、ここの回を抑えれば、流れをより確実にできるのでは。という考えでした。

 

田島選手は、7回かなぁと考えていましたね。6、7、8と続く中で、考えたくないですが、失点が1でもあれば、これはもう勝ちパターンを投入せざるをえないので、そうなってもならなくても、自然な順番での継投が可能かなぁと思ったんですよね。

 

9回にまだ4点差あったら、小熊選手も選択肢にあがってくるかなぁという考えでした。

つまり、僕の中では、谷元選手→田島選手→ロドリゲス選手→マルティネス選手の順に、抑えてくれる可能性が高いと期待しているので、シンプルにこの順に出すのがいいのかなぁという見方です。

 

鈴木選手は3連投になってしまうのと、昨日の今日で投げさせるのは少し荒療治かと思ったので、この順列には並んでないですが、まぁ谷元選手よりも、現状は低いですかね……。

 

長々と書きましたが、結局のところ、僕は6回は谷元選手がいいのかなぁと思っていたということだけのことです。

 

次からの流れをわかりやすくするために、あえてこういう書き方をしますね。

 

清水選手を降ろしたことには賛成。小熊選手を起用したことに関しては……反対なんてことは言いませんが、要チェック案件。といったところでしょうか。

 

では、次に、実際の試合はどうだったのか、について。

 

みなさんも知っての通り、小熊選手が登板しましたね。

 

次の回、打順が回ってくる9番には、遠藤選手を入れ、7番のモヤ選手のところへ、小熊選手を入れました。

 

6回の裏、4点差。これでモヤ選手を代え、小熊選手を出すということは、首脳陣としても、この点差を、大きいものだと考えていたのでしょうね。

 

例えば、この試合の行く先を不安視していたら、僕の先ほど書いた継投になるのかぁとは思うんですよ。あるいは田島選手を6回とか。

 

あと、モヤ選手の交代に関しては、守備力を考えたら、最悪の場合、9回表まで打席が回ってこないことを考えると、代えたのは普通だと思いますね。まぁ、ここは正解はないと思います。

 

なんにせよ、この4点を守り切るという采配は自然ですので、文句はありません。

 

で、その小熊選手が、ノーアウト満塁のピンチを作ってしまい、出てきたのは田島選手

 

結果は、ビヤヌエバ選手に満塁ホームラン、阿部選手に勝ち越しのホームランを打たれてしまった……。

 

と、言うのが現実に起きたことですね。

 

ここで、ようやく今日のタイトル、「流れ」につながるわけですが、次に、僕の知り合いの中日ファンから、および、Twitterの検索で出てきた、采配批判の内容について触れていきたいと思います。

 

一つ目。清水選手をなぜ代えたんだ!

 

崩れかけていたとはいえ、失点する前の先発投手を代えてしまうと、よく、「流れ」が変わってしまうとか言いますよね。

 

つまりこれは、感覚的な視点と言えます。

 

そして、あながち間違いでない場面もありますよね。打線の流れで代打をだし、好投していた先発を降ろしてしまった結果、代打策失敗どころか、代わったピッチャーまで打たれてしまう……。とか。

 

ただ、根拠はないですよね。

 

例えばあの場面、清水選手を続投させていたとしましょう。

 

勝った場合、おそらく何の議論も起こりません。当たり前ですが。

 

負けた場合、1~3失点でランナーを残して代えたなら、清水選手にねぎらいの言葉が送られるだけでしょうし、ランナーなしで代えて打たれたとしても、その変わった選手が叩かれてしまうのでしょうね。

 

清水選手が一人で同点に追いつかれたのなら、なぜ代えなかった!とか言われそうで、これまたアレです。

 

一つ目の意見は、「流れ」というものを、そこに物理的に存在しているかのように妄信してしまっている意見だと思われます。

 

二つ目、なぜ小熊なんだ!

 

……これは不本意ながら、僕も少しこっち側ではありますね。

 

ビジターの試合ですから、波風が立つ可能性のある采配は避けたいです。

 

ただ、批判しようとは思いません。もし勝っていたら、僕は、なぜ小熊選手なんだろうと、考えても、ブログに書いてはいなかったでしょうね。勝ちパターンの選手を温存できたとか、好意的なことを書いたに違いありません。

 

三つ目、なぜ田島なんだ!

 

……なぜでしょうね。

 

ランナーがいる場面での継投は、谷元選手が多く投げていた気もします。

 

ここはわかりませんが、批判するほどの違和感はない。と。思うのは、僕が、6回に小熊選手が登板した場合の試合運びについて、考えを巡らせていないからでしょう。力不足です。

 

さて、ここまで書いてきてなんですが、僕は感覚と理屈は半々、お互いの足りない部分を補完するものだと考えています。「流れ」を全否定するつもりはありません。
今日の試合、感覚的な目線で見ると、ちょっと面白いんですよね。

 

それは、5回裏、まだ0対4だった時、2アウトから、宇佐見選手がヒットで出塁。

ここで、原監督は、阿部選手を代打起用したんです。

 

早いな。と、思いましたが、阿部選手の登場で、場内の空気はガラッと変わりました。結果は、四球。その後、亀井選手も四球で出塁し、満塁となりましたが、得点は入りませんでした。

 

アウトランナー1塁の五回裏での、代打の切り札の起用。

 

……ここからもしや、「流れ」は変わり始めていたのでしょうか。

 

もっとオカルト的な言い方をすると、「原監督の起用が、流れを代えた」なんてことも。

 

そして、なおかつ阿部選手を守備に付かせましたよね……。5回裏、4点差で負けている試合。確かに、より点が取れる作戦を実行するのは普通とも言えますが……。

 

しかも、その阿部選手が、勝ち越しホームランを放ち、それがメモリアルアーチ……。

 

偶然なんですが、できすぎな気もします。

 

また、4回までで3つのダブルプレーを記録していた巨人ですが、9回表、中日は同点に追いつき、勝ち越しがかかる場面で、ダブルプレー

 

「流れ」が、完全に逆になっている。とすら言えます。

 

いや、面白いです。何の根拠もないはずなのに、こうも状況が逆になるなんて。

 

……まぁ。その「流れ」でいうなら、そもそも中日は同点には追いつけていないはずなので、少し矛盾はしますけどね。

 

なんて、単に、采配を批判するのも良いですが、同じ感覚的視点で見るなら、楽しんだほうがいいです、全ての采配には理由があるんですよ。湯川学みたいなこと言いますけど。

 

あっ、書いてて思い出しました。9回裏のロドリゲス選手が、ランナーを二塁に置いて、なぜ坂本選手とわざわざ勝負したのか。という意見もありましたね。

 

2アウトでしたし、ここは確かに、その意見が正しく思えます。

 

さらっと流してすいません。この場面を、理屈で書くなら、坂本選手丸選手のどちらを選択するかという二択で、バッテリーが坂本選手を選んだ。という話でしょうね。

 

感覚的に書くなら、流れを持ったままの巨人が、中日の強力な勝ちパターンを打ち崩した。そう言えます。

 

どちらにせよ、坂本選手がすごかった。そんな雑な言い方で、終わらせてください。

 

さてさて、気を取り直して、明日の試合について。

 

中日の先発は、ロメロ選手。久々の一軍登板ですね。前回の東京ドームでの登板は、散々でした。3本のホームランを許すなどで、5回6失点。少しメンタル面が不安視されましたよね。

 

ただ、期待は大きいです。中継ぎ陣が少し登板数が増えてますし、ぜひ長い回を投げてほしいですよね。

 

相手の先発は、出ました。山口選手。前回こそ打ち崩すことができましたが、強敵です。

 

スタメンは……予測し辛いので、やめておきます。全然当たらないので心が折れたわけではないですよ。ないですとも。

 

なので、こうなったらいいなという、小学生みたいなことを書いて、今日のブログは終わろうと思います。

 

ロメロ選手、初完投初完封(笑)
打線は、周平選手の3ランホームランの3点(笑)

3対0で、中日の勝ち(笑)

 

投げやりですね。

負けた日のブログなんて、こんなもんです。

 

ドラゴンズ、優勝目指して頑張りましょう!!!!!

 

ここまで読んで下さり、本当に申し訳ございませんでした。