令和のドラゴンズ

令和のドラゴンズの試合を見て思ったことなどを書いていきます。

今日のドラゴンズ ~大型連勝二日目~

ドラゴンズ、連勝です。  

 

たまらないですね。

 

これでまた一つ借金を減らし、現在21勝25敗。借金4です。

 

そして、10連敗中のヤクルトと順位が入れ替わり、セントラルリーグの4位になりました。

 

……ちなみに、3位の阪神は、25勝22敗、貯金3で、中日とのゲーム差は、3.5となっています。まだまだ遠いですね。

 

さてさて、今日のドラゴンズ、ヒーローがたくさんいます。インタビューを受けたのは、柳選手でしたね。粘りのピッチングでした。

 

まず、高橋周平選手。今日は、4打数の3安打。2本のタイムリーを放ち、1人で4打点挙げました

 

特に、2本目のタイムリーがいいですね。低めのボールを巧みに芯で捉え、引っ張りながらのタイムリー。調子を上げてからの周平選手は、引っ張りの打球が増えていて素晴らしい。

 

さらに、守備でも柳選手を助けた場面がありました。

 

5回、1アウト満塁の大ピンチで、三遊間を抜けようかというような素晴らしい当たりを、飛び込んでダイレクトキャッチ。しかもすぐ2塁へ送球し、ダブルプレー

 

おそらくこの場面が、今日の試合を決める何かになったことは確かでしょう。

 

上昇へむけて、加速度がぐいぐい上向きに傾いているチームは、やっぱりこういうプレーが自然と出るんですよね。

 

また、周平選手が5番にいることで、ビシエド選手も少しずつ本来のバッティングを取り戻しつつあるような気がします。やはり、後ろに信頼できるバッターがいるというのは、心強いです。

 

このままいけば周平選手は、ベストナイン、およびゴールデングラブ賞も視野でしょう。今後ますます活躍が期待されますね。

 

さて、もう一人のヒーローは、なんといっても、スタメン起用に応えた、伊藤康祐選手です。

 

福田選手アクシデントがありました。どうやら昨日の守備で、右手首を痛めたそうです

 

そんな緊急事態に起用され、今日は5打数の3安打、猛打賞の活躍をしました。

 

素晴らしいの一言に尽きますね。特に、3回表。先頭打者で2塁打。

 

インコースの食い込んでくる球を、うまく芯で捉えた、完璧なバッティングでした。

 

また、その後の大島選手のタイムリー。激走する姿が、若さ全開で、たいへんたのもしいですね。

 

明日もスタメンで見たいなぁ。そう思わせる選手です。

 

三人目のヒーローは、堂上直倫選手

 

昨日のブログでも書きましたが、今シーズン、特に左投手から好成績を収めている直倫選手の起用は、大成功でした。

 

4回表、前の回追いつかれ、嫌なムードが漂う中、先頭打者でホームラン。これはかなりおおきな役割を果たしてくれたと思います。

 

ちなみに今日の中日、5回と9回以外は、全ての回で、先頭打者が出塁しているんですよね(直倫選手のホームランも含めています)

 

やはり、いかに先頭打者を出塁させるか。そして、守るときは逆に、先頭打者をいかに抑えるかというのは、かなり重要な要素だと思われます。

 

実際、今日の中日は、ヤクルト打線に9安打許していますが、先頭を出したのは、3回と5回のみ。そのおかげか、失点はソロホームラン3本によるものだけ。

 

こうしてみると、やはり定説というのは、しっかり当てはまってくるんだなぁと思います。

 

さて、おいおいお前さんよと。

 

打順について、まったく触れてないじゃないか。そう思った人もいるのでは?

 

ご安心ください、今から書いていきます。

 

今日の中日、1番に阿部選手、2番に伊藤選手という、なんじゃこりゃおいみたいな打線になっていましたよね。

 

まず、石川選手の成績を見てみましょう。

 

実は、試合前の時点で、右打者に7本ホームランを打たれているんですよね。

 

ちなみに、左打者からは1本。これはなかなか顕著な違い。

 

実際、左投手を得意とする直倫選手が、ホームランを打ちました。

 

今日スタメン起用があった直倫選手のように、まず右を多く起用しようという考えになりますよね。

 

福田選手が出場できない中、レフトの右打者の候補としては、松井祐介選手、伊藤康祐選手の二人。とりあえず候補として挙げてみます。

 

次に、セカンド。ここを守ることができる右打者は、堂上直倫選手、阿部選手の二人。

 

と、ここで、昨日ヒットを打っている直倫選手はつかいたいなぁという発想がとりあえずでてくるわけですね。

 

直倫選手を、ショートにおきます。

 

すると、セカンドを守ることができる右打者は、阿部選手のみになります。

ここで、いったん打線を組んでみましょう。

 

3~5の、大島選手、ビシエド選手、周平選手の並びは、まず確定。

 

なぜかというと、4番のビシエド選手から打線を考えたとき、アベレージ的な要素を一番兼ね備えている大島選手とはくっつけたいし、後ろの周平選手は、先述の通り、絶対勝負しないといけない4番を作り出すためには、重要です。

次に、二軍からあげたばかりのモヤ選手は使いたい。福田選手がいない中で、長打力の確保という意味でも、起用は必須でしょう。昨日僕は、ブログでモヤ選手の3番での起用を提案しましたが、その案は没ですね。

 

そんな中、1、2番にモヤ選手は、ちょっと想像しにくい。福田選手がいた2番に置くことも考えられましたが、やはり右バッターに多く打席を与えたいという意識はあるでしょう。

 

ここで、起用が決まった直倫選手、阿部選手の打順も同時に絡んできます。

 

京田選手や溝脇選手を起用しないので、この中の誰かを1番に……?

 

と、いう思考の中で、上位が少し手薄であることが判明します。

 

ここで、おきざりになっていた、ライトの候補二人。松井選手、伊藤選手の内、どちらが上位にふさわしいかという話になってきます。

 

3~5が好調ですので、走力のある選手を置きたい。

 

よって、伊藤選手の起用が決まります。

 

では、伊藤選手を、1番に置くのか、2番に置くのか。

 

ここでまた、話が少し戻ります。

 

阿部選手、直倫選手、モヤ選手のうち、一人は、1番か2番。残りの二人は、6番と7番。

 

右打者の件から、モヤ選手は後ろ。

 

3~5が好調の中で、6番は、ランナーがいる場面での打席が多いでしょうから、長打力のある選手がいい。

 

よって、6番のモヤ選手が埋まりました。

 

次に、7番に、阿部選手、直倫選手のどちらを置くかという話へ。

 

1、2番は、初回こそ出塁の役割を果たしますが、同時に、下位打線が出塁した場合の、長打力も求められますよね。

 

阿部選手と直倫選手を比べた時に、より長打力がありそうなのは……阿部選手、ですかね。多分。

 

これで、7番直倫選手が決まり。

 

あとは、伊藤選手、阿部選手の、どちらを1番に置くか、ということですが。

 

普通なら、伊藤選手の方が1番ですよね……。

 

なぜ、阿部選手が1番だったのでしょうか。

 

考えられるとすれば、先ほど言った、下位の出塁を1番で返すとか、ですが……。あってますかね……。

 

もう一つは、これも先ほど言いましたが、伊藤選手の走力でしょうか。

 

強力な3~5と、走力の高い伊藤選手をくっつけるという。大量点を狙うための策。

 

実際、大島選手のタイムリーでの激走をみると、その側面も考えられますよね。

 

僕の考えとしては、こんな感じですが、正解は与田監督たちしか知りません。う~んじっくり聞いてみたいところではあります。


さて、明日の先発は、ラッキーボーイ清水選手です。

 

やはり、甲子園優勝投手は華がある。なにか起こしてくれそうな空気を持っているし、実際清水選手の試合は、ファインプレーが多いですよね。

 

前回、前々回登板のような、粘り強いピッチングを期待しています。


ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

 

明日もドラゴンズ、勝ちますよ。