今日のドラゴンズ 〜先発の降板〜
笑いが止まりません。
貯金3ですよ。貯金3。こんなの何年ぶりなんですか。気を失いそうです。
今日のテーマは……、先発を早い回で降ろすことの是非。にしましょうかね。
実は、阿部選手をテーマに書くつもりだったんです。
ただ、まだ活躍の場面があるでしょうし、今日も最後の打席ではチャンスで凡退でしたね。あそこでさらに一本出ていれば、間違いなく今日のブログは、阿部選手の内容が九割を占めたでしょう。
ですが、素晴らしい活躍です。阿部選手。
阿部選手が、そうですね……。サヨナラタイムリーか、サヨナラホームランを打ったら、社会人野手の獲得についてのブログを書こうと思います。もちろん、阿部選手の内容ましましで。
さて、最初に言いましたが、今日のテーマは、先発の早い回での降板。
ドラゴンズ、調べました。開幕から今日までの、先発の投球回数の内訳。
笠原投手、五回→三回→六回→六回途中
山井投手、五回→五回→六回途中
柳投手、六回→八回→七回
大野投手、七回→六回→七回途中
吉見投手、六回途中→四回途中
ロメロ投手、六回→六回
うん。確かに、大野選手と柳選手以外の四投手は、六回途中が最高ですね。
QSという指標は、六回三失点。ですが、中六日で、ある程度先発がイニング数を稼ぐことを期待される日本において、この指標に関しては、賛否があります。
とすると、やはり先発が早い回に降りるのは、良くないことなのでしょうか。
いいえ、僕はそうは思いません。
厳密に言うと、今の中日ドラゴンズにおいて、そうとは思いません。
まず、大きな枠組みの話をすると、今年の中日ドラゴンズは、中継ぎ投手が素晴らしい活躍をしてくれています。
この投手は負け投手。という投手はいません。
質の高い投手が、しっかり間隔を置いて投げられています。
特に谷元選手が目立っています。上の投球回数の内訳の中で、先発がランナーを残して降板した四回のうち、実に三回、谷元選手が登板し、無失点に抑えています。
こういう、ピンポイントの役割で活躍できる投手がいるという点も、今年の投手運用に関係しているのでしょう。
無理のない投手運用の中で、先発を早い回に降ろすことができるなら、何も文句なんてないはずです。
ただ、夏場になるにつれて、今の投手運用は、おそらく失速するでしょうから、その時はまた、首脳陣の腕の見せ所だと僕は思っています。
少なくとも、現段階で、登板過多の選手は見当たりませんから、これでいいのでは?
次に、細かい視点で見ていきましょう。
笠原投手は、開幕投手です。
言い方を変えると、開幕投手と多く当たる投手。
さらにもっと言うと、三連戦の初戦。
三連戦の初戦に、相手のチームは、かなり優れている投手が先発するわけです。
おそらく接戦が予想されます。開幕戦はそうではなかったですが……。
先発を早い回に下げ(傷が広がらないうちに)、質の高い中継ぎを投入する。そして、失点を最小限に抑え、打線の奮起を待つ。
この戦い方が、現状は成功しつつあるわけです。
しつつあると書いたのは、開幕戦、そして、笠原投手がどうにも調子が上がらなかった試合があったからですね。
この二つはまぁ、どうしようもないです。そういうこともあるんですよ。
山井投手が早く降りた試合も、初戦は五回裏に失点。その後の六回表でチャンスが回ったので代打。
それ以外は、球数ですよね。40歳ですから。
山井投手を使うという選択をしている時点で、これは仕方ないことなのかなと。
次に、柳選手。
しっかり投げてます(適当)
大野投手。
しっかり投げてます(適当)
吉見選手。
初戦は前述の通り、谷元投手の適正。
二試合目は……、まぁ、あそこまで連打を食らってはね。はい。
最後に、ロメロ投手。
初登板は、攻撃の代打の影響。
二試合目は、確かに賛否が分かれますね。
ただ、ロメロ投手の場合、変化球はそこまでのレベルではありません。ストレート主体。そうすると、長い回を投げさせるのは避けたいところですよね。
長々書きましたが、先発が早く降りるというのは、今年の中日に限り、むしろ良いこと。あるいは、仕方ない場面が多かった。そう言えるのではないでしょうか。
柳選手、大野選手は、きちんとイニング数を稼いでいますからね。
明日の先発は、その柳選手です。
しかも勝てば……首位。
気が早すぎますよね。最終的に、首位にいればいいわけですから。
……こんなポジティブな内容が書けるだけでもありがたいと思いたいです。ありがとうございました。