令和のドラゴンズ

令和のドラゴンズの試合を見て思ったことなどを書いていきます。

今日のドラゴンズ 〜そびえ立つ12連戦〜

首位ヤクルトに勝ち越し!ということで、めでたい話ですね。

 

やはり、ペナントレース序盤とはいえ、首位に立っていたチームですから、強さを感じました。

 

一番の好調な太田選手から始まり、青木選手、山田選手、バレンティン選手、雄平選手、西浦選手、村上選手、中村選手と続くこの打線は、セリーグの中で一番嫌です。

 

特に、下位打線に、好打者の西浦選手、一発が魅力の村上選手が控えているのが、すごく嫌ですね。

 

ここを出してしまうと、あっというまに上位打線にやられてしまう印象があります。

 

さて、そんなヤクルトに勝ち越すことができた中日ドラゴンズですが、何が良かったのか。

 

言うまでもなく、リリーフ陣の奮闘ですよね。

初戦、二試合目、三試合目……。

 

リリーフの投球回数は、合計で、13回でした。

 

そのうち失点した投手は二人だけ。ロドリゲス選手と、鈴木選手。

 

ロドリゲス選手は、今日、まぁスイスイ行こうとしたところでのうっかりミスといいますか、被弾しましたね。

 

鈴木選手は、確かに昨日、二失点しましたが、今日は無事抑えました。

 

特に目立つのは、マルティネス選手ですよね。

 

ロメロ選手と入れ替わりで上がってきたマルティネス選手。ここまで、特にナゴヤドーム帰ってきてからは、素晴らしい活躍を見せています。

 

勝利の方程式の一角として、申し分ない働き。今日は少しだけヒヤッとしましたが、無事無失点。

 

……二軍に行かせたくないですよね。

 

でも、アルモンテ選手が猛打賞の活躍をしているんですよ……。

 

二試合連続猛打賞のビシエド選手に引っ張られるかのようにして、見事な活躍をしてくれました。

 

こうなるともう、正解はないです。ロメロ選手を、12連戦の最中、二軍に残すというのはありえませんから、やはり、マルティネス選手か、アルモンテ選手が、二軍に行くということに……。

 

選手層が厚いのはいいことです。

 

直倫選手が、スタメン起用されました。最後の打席で、結果を出しましたね。

 

絶好調の阿部選手を下げてでも、高梨選手との相性を考慮して、直倫選手を使う。そして、この正解のない采配が、今年はズバリ当たるんですよね。

 

選手を信頼して使っているからこそ、選手もそれに応えようとしているのではないでしょうか。

 

やはり今年の中日で目立つのは、選手をものすごく長い目で見ているな。というところ。

 

例えば、ミツマタ選手は、今の所ほとんど結果を出していませんが、一軍に残っています。

 

これに関しては、前も書いたと思いますが、亀澤選手との兼ね合い。

 

つまり、基本的には守備固めか、延長戦、あるいは今日のような、先発が早く降りてしまった時の代打。のような役割を持ちます。

 

シーズン初めは亀澤選手でしたが、少しらしくないプレーが多かったですね。

 

亀澤選手の年齢を考えると、やはり結果が求められるでしょう。

 

去年ならば、ミツマタ選手は、一軍に上がることすらなかったのかもしれません。

 

今年は、何回も書きますが、本当に、選手の役割分担が、はっきりと明確になっています。これは強いチームの条件です。

 

今日の試合で言うと、遠藤選手ですよね。素晴らしい走塁でした。

 

……こんな下品なこと言うのもアレですが、遠藤選手、イケメンですよね。イケメンが塁に出て爽やかに走る。ここに、精神的な効果も僕は感じてしまうのですが、どうでしょう。

 

遠藤選手には、なんとなく華がある気がします。

 

さて、話は変わって、火曜日からの三連戦。

敵地での、広島戦です。

 

幸い、ジョンソン投手が間隔を詰めたおかげで、前のカードの広島の先発は、大瀬良、床田、ジョンソン、と、当たりたくないピッチャー三人を回避することができました。

 

野村選手、九里選手の登板が予測されます。野村選手とは、本当に何回も当たりますね。勝ったり負けたりですが、マツダスタジアムである以上、やはりある程度こちらが不利ということは言えますね。

 

広島は横浜に三連勝しています。その勢いが、そのままマツダスタジアムにも残っているはずです。

 

もちろん、勝ち越すことが一番の目標ですけれど、相手のチームの勢いを考えるならば、例え負け越しても、落ち込んではいけません。

 

そういうこともある。そう思うべきです。

 

……始まる前から、負け越すことを想定したような書き方をしてしまいました。

 

でも、それくらいの勢いは感じさせます。三連覇してるチームですから。覚悟は持つべきでしょう。

 

そして、その広島戦が終わると、地獄の12連戦が幕を開けます。

 

中日ドラゴンズ、現状、先発ローテに二人ベテランがおり、なおかつ笠原選手、柳選手という、一年間を通じてローテを守ったことがない二人の選手がいますね。

 

何が言いたいかとというと、これまでのように、先発が6回で降りるようだと、この連戦を乗り切るのは難しいということです。

 

やはり、笠原選手、山井選手、吉見選手が、粘って粘って、七回までは投げてほしいですね。

もちろん、試合展開によって、この限りではありませんが。

 

この12連戦で、今までの戦い方をすると、おそらく交流戦で大きく負け越してしまうのではないかと思います。

 

なぜなら、中日のピッチングスタッフは、先発、およびリリーフにおいて、今のメンバーに近い能力の選手が、二軍にほとんどいないからなんです。

 

今の中継ぎ陣が二人でも抜けるようなことがあると、例えば、谷元選手をイニング途中で使うという采配もできなくなるでしょう。

 

そういう意味でも、この12連戦は、今年の中日の一年を占う、非常に重要な12日間となるわけです。

打線に関しては、この調子が維持できれば、問題ないでしょう。ただ、やはり野手も、12連戦は厳しい。

 

あるいは、ビシエド選手が真ん中あたりで休む試合が出てくるかもしれません。福田選手をファーストでスタメン起用するとか。

 

それは首脳陣の考えなので、わかりませんが。

 

とにかく、まずは火曜日からの広島戦ですね。勝ち越せることを祈っています。

 

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。ちゃんと負けた日もブログを書けるように、頑張りたいと思っています。